お知らせ
当院では、予約制で各種予防接種を行っています。
お問い合わせ、ご予約は、診療時間内にお電話で承ります。

帯状疱疹ワクチン
(自費)
【50歳以上の方へ、あの痛い帯状疱疹が予防できるようになりました】
最近、TVでも宣伝している様に、帯状疱疹は、ワクチンで予防できる時代になりました。後々まで残る神経痛で困る帯状疱疹の後遺症(帯状疱疹後神経痛)を予防するワクチン接種は、50歳以上で受けることができます。
ワクチンには2種類あり、ウイルスの病原性をほぼなくした不活化生ワクチン(1回接種:7000円)と成分の一部を取り出した乾燥組み換えワクチン(2回接種:23000円X2回)の2種類あります。
どちらも帯状疱疹発症の予防には、効果がありますが、その効果の長続きに大きな差があります。予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんが、たとえ発症しても症状が軽くすむために後遺症を残さずに済むという報告があります。
なお、2種類のワクチンの違いや特徴など詳しいことについては医師とご相談ください。
2023年4月現在

HPVワクチン 大切なお嬢ちゃんを守るために
(クーポンがあれば無料)
〔思春期定期接種、追っかけ(キャッチアップ)接種〕
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんの発生に関わっています。
HPVワクチンは、小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、国の方針で定期接種が行われています。また、定期接種を逃した方のキャッチアップ接種も行われています。
一時期、ワクチンの副反応と称される心因反応の映像がマスコミで流れたことで、「このワクチンはおそろしい!」という間違った情報が拡散し、長い間積極的な接種が行われませんでした。そのために 日本は、世界的に見ても子宮頸がん患者が大変多く発生しております。このような不幸を起こさないためにも、子宮頸がんの発症を予防するこのワクチン接種を、あなたの大切なお嬢ちゃんに受けさせてあげてください。
以前問題となった副反応(と称される症状)は、ワクチンとの因果関係は無いか、あってもごくごく稀(他のワクチンと同程度)だとの結論が出ています。
当院では、接種にあたりご本人とご両親にワクチン接種と副反応について十分な説明を行い実施しております。また、4月からは9価のワクチンを選択できるようになりました。いままでの2価、4価のワクチン同様全額公費負担です。子宮頸がん発症予防効果は、3種類とも十分にありますが、がん発症予防以外の効果、副作用発現頻度に若干違いがあります。2価、4価、9価のワクチンの違いについては医師にお尋ねください。
【厚生労働省HPから】
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html
2023年4月現在

肺炎球菌予防接種
(クーポンによる補助金あり)
65歳の方に市町村からクーポンが送られてきます。
今年度(令和5年度)までは、経過措置として、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の方にもクーポン券が送られてきます。
クーポン券があると、公費補助があり、安価で接種できます。70歳以上の方は、来年度から公費補助がなくなります。今年、肺炎球菌予防接種クーポン券が送られてきた方は、必ず接種するようにしましょう。
2023年3月現在
麻疹・風疹ワクチン
(クーポンで抗体検査、接種共に無料)
〔小児以外の全年齢〕
風疹(3日はしか)は、風疹ウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。
1962年4月から1979年4月の間に生まれた方は、免疫を持っていない人可能性が高く、風疹感染流行を抑えるために市町村から抗体検査とワクチン接種のクーポンが送られてきています。この場合は、無料です。
もう一つ、今年になって、麻疹(はしか)の発生がニュースになっております。麻疹は、免疫を持っていない方では、接触で100%感染するといわれており非常に感染力の高い疾患です。ほとんどの方が、小児期に麻疹にかかったり、予防接種を2回受けて免疫はできているのですが、平成12年4月以前に生まれた方は、1回の接種である可能性があります。これらの方は、ご自分の親に麻疹(はしか)に掛かったことがあるか聞いていただき、かかったことがなかったり、かかっていなくても1回予防接種しか受けていない方は、予防接種を受けることが勧められています。この場合は、自費になります。
厚労省のHPへ
2023年5月現在
お問い合わせ
ワクチン接種をご希望の方は、診療時間内に電話でお問い合わせ、予約をお願いいたします。
055-981-0888 (Tel)